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研究業績

(学術論文)    

1.Impaired non-insulin mediated glucose uptake after downhill running in rats.
(査読付)共著1996年10月Life Science, 59(19),  pp.1601-1605. 身体のインスリンの効き目、すなわち、インスリン感受性は身体活動で改善する。しかし、筋に損傷が引き起こされるような急性の激しい運動では反対にインスリンの感受性は低下し、さらにインスリンを介さない糖の取り込みも低下することが明らかとなった。
共著者:Ide, K., Higaki, Y., Nishizumi, J., Kiyonaga, A. Tanaka, M., Shindo, M. and Tanaka, H.

      

2. Double product response is accelerated above the blood lactate threshold.
(査読付)共著1997年4月Med. Sci. Sports Exerc. 29(4). 
pp.503-508. 運動強度の増加に対し心拍数や血圧は非直線的に上昇する。この二つのパラメーターから得られ心臓の活動量の指標である二重積は、中等度から高強度の運動にかけ運動強度の上昇に対して加速度的に上昇する。この強度は乳酸閾値と相関関係があることから、乳酸閾値の非侵襲的な推定方法としての二重積の折れ曲がり点の有効性が示唆された。
共著者:Tanaka, H., Kiyonaga, A., Terao, Y., Ide, K., Yamauchi, M., Tanaka, M. and Shindo, M.

3. Middle cerebral artery blood velocity, arterial diameter and muscle sympathetic nerve activity during post-exercise muscle ischaemia.
(査読付)共著1997年5月Acta Physiol. Scand. 160(1),
pp.43-47. 頭経蓋ドップラー法によって測定される中大脳動脈の血流速度は運動中に上昇するが、この血流速度は血管径が縮小した場合、血流が一定であっても上昇する。この研究では、中大脳動脈と同程度のサイズの足背動脈の血管径と筋交感神経活動を測定し、中大脳動脈血流速度の変化と比べた結果、脳血流速度の変化は交感神経活動、足背動脈血管径の変化に追随しなかった。このことにより、中大脳動脈血流速度の変化は交感神経活動による血管収縮によるものではないであろうということが示唆された。
共著者:Pott, F., Ray, C. A., Olesen, H. L., Ide, K., and Secher, N. H. 

      

4. Middle cerebral artery blood velocity depends on cardiac output during dynamic exercise with a large muscle mass.
(査読付)共著1998年1月Acta Physiol. Scand. 162(1),
pp.13-20. 頭経蓋ドップラー法によって測定される中大脳動脈の血流速度は運動中に上昇するが、この血流速度の上昇が、どの程度心拍出量の上昇に依存しているか明らかではない。この研究では、自転車運動中と掌握運動中の中大脳動脈の変化がベータブロッカーによって心拍出量が低下した時に影響を受けるか検討した。結果として、脳血流速度の上昇は小筋群の掌握運動時は影響を受けなかったが、大筋群の自転車運動時では心拍出量の低下により影響を受け低下した。
共著者:Ide, K., Pott, F., van Lieshout, J. J. and Secher, N. H. 

      

5. Middle cerebral artery flow velocity and cerebral oxygenation during abdominal aortic surgery.
(査読付)共著1999年4月Anaesth. Inten. Care. 27(2),
pp.148-153. 頭経蓋ドップラー法によって測定される中大脳動脈の血流速度と脳の酸素化は、腹部大動脈瘤手術中、クランプにより腹部大動脈の血流を遮断すると低下し、クランプを外すと中大脳動脈の血流速度と脳の酸素化は著しく上昇し、その上昇には動脈二酸化炭素分圧と関連があった。
共著者:Liu, G., Burcev, I., Pott, F., Ide, K., Horn, A. and Secher, N. H. 

      

6. Middle cerebral artery blood velocity during exercise in patients with atrial fibrillation.
(査読付) 共著1999年7月Clin. Physiol. 19(4), pp.284-289. 頭経蓋ドップラー法によって測定される中大脳動脈の血流速度は運動中に上昇するが、この血流速度の上昇に、どれだけ心拍出量の上昇に依存しているか明らかではない。この研究では、心房細動患者と一般健康者の自転車運動中の中大脳動脈の変化を比較し心拍出量の変化に影響を受けるか検討した。結果として、脳血流速度の上昇は一般健康者と比べて、心房細動患者では心拍出量の低下により影響を受け、低値を示した。
共著者:Ide, K., Gulløv, A. L., Pott, F., van Lieshout, J. J., Koefoed, B. K., Petersen, P. and Secher, N. H. 

      

7. Cerebral metabolic response to submaximal exercise.
(査読付)共著1999年11月J. Appl. Physiol. 87(5),
pp.1604-1608. 脳の血流量は脳の賦活により上昇するが、その酸素利用はほとんど変化しない。ところが、脳の糖摂取は上昇する。この研究では、運動中においても脳の炭水化物摂取と比べて酸素摂取量はほとんど変化しないのに対して、中大脳動脈の血流速度と筋赤外線分光法による脳の酸素化は運動中に上昇することが明らかとなった。
共著者:Ide, K., Horn, A. and Secher, N. H. 

      

8. Lactate, glucose and O2 uptake in human brain during recovery from maximal exercise.
(査読付)共著2000年1月J. Physiol. 522(1), pp.159-164. 運動中に代謝産物であり代謝基質である乳酸が上昇する。この血中乳酸の変化が、脳の酸素、糖取り込みにどのような影響を与えるか、この研究では検討した結果、乳酸閾値以上の運動強度では血中乳酸に比例して脳の乳酸の取り込みが上昇し、運動後にもこの傾向が続くことが明らかとなった。
共著者:Ide, K., Schmalbruch, I. K., Quistorff, B., Horn, A. and Secher, N. H.

      

9. Influence of temperature on blood volume distribution as assessed by electrical impedance.

(査読付)共著2000年3月Eur. J. Appl. Physiol. 81(5),
pp.443-448. 電気インピーダンス法により循環中枢の変化を推定できることが示唆されてきている。この研究では、環境温度を変化させることにより心拍出量を変化させそのときの電気インピーダンスを測定し、循環中枢の変化を推定する上でその有効性を確認した。
共著者:Cai, Y., Jenstrup, M., Ide, K., Perko, M. and Secher, N. H. 

      

10. Middle cerebral artery blood velocity during exercise with beta-1 adrenergic blockade in humans.
(査読付)共著2000年4月Acta Physiologca Scandinavica 170(1), pp.33-38. 中大脳動脈の血流速度は運動中に上昇するが、この血流速度の上昇は、心拍出量の低下に影響を受ける。この研究では、自転車運動中の中大脳動脈の変化がベータブロッカーによって心拍出量が低下した時に影響を受け低下するが、その低下が交感神経活動の変化と関連があるか星状神経ブロックを用い検討した。結果として、心拍出量の低下に伴う脳血流速度の低下には一部交感神経活動の亢進が関与することが明らかとなった。
共著者:Ide, K., Pott, F., Boushel, R., Sørensen, H. M., Fernandes, A., Cai, Y. and Secher, N. H.

      

11. Middle cerebral artery blood velocity during a Valsalva Manoeuvre in standing position.
(査読付)共著2000年5月J. Appl. Physiol. 88(5),
pp.1545-1550. ウェイトリフティングのような運動に伴い脳血流は著しい変化が認められるが、この時、呼吸法によりその上昇が変化する。この研究では、バルサルバ呼吸法時に立位と座位による姿勢の影響を受けるか検討した結果、立位では心拍出量が低いため脳血流が影響を受けやすいことが明らかとなった。            共著者:Pott, F., van Lieshout, J. J., Ide, K., Madsen, P. L. and Secher, N. H. 

      

12. Neural blockade during exercise augments central command's contribution to carotid baroreflex resetting.               (査読付)共著2001年4月Am. J. Physiol. Heart Circ. Physiol. 280(4), pp.H1635-H1644. 運動中、心拍数と血圧はどちらも上昇し圧受容器のリセッティングが起こる。この研究では、硬膜麻酔により筋からの入力を低下させたとき、圧受容器のリセッティングがどのように影響を受けるか検討した。
共著者:Querry, R. G., Smith, S. A., Stromstad, M., Ide, K., Raven, P. B. and Secher, N. H. 

      

13. Anatomical and functional characteristics of carotid sinus stimulation in humans.                         (査読付)共著2001年5月Am J Physiol Heart Circ Physiol. 280(5), pp.H2390-H2398. 圧受容器の反応性をテストする上で、首周りに襟巻きを巻き空気圧を加える。エコーにより人それぞれの内外頚動脈の分岐点の違いを探り、その分岐点に圧センサーを留置し、襟巻を利用し、かけられる空気圧がどの程度、頚動脈にまで達しているか、検討した。
共著者:Querry, R. G., Smith, S. A., Stromstad, M., Ide, K., Secher, N. H. and Raven, P. B. 

      

14. Effects of partial neuromuscular blockade on carotid baroreflex function during exercise in humans.
(査読付) 共著2001年6月J Physiol. 533(3),
pp.861-870. 運動中、心拍数と血圧はどちらも上昇し圧受容器のリセッティングが起こる。この研究では、筋遮断剤を用いて筋出力を低下させ中枢性の努力を要したとき、圧受容器のリセッティングがどのように影響を受けるか検討した。
共著者:Gallagher, K. M., Fadel, P. J., Stromstad, M., Ide, K., Smith, S. A., Querry, R. G., Raven, P. B. and Secher, N. H. 

      

15. Effects of exercise pressor reflex activation on carotid baroreflex function during exercise in humans.
(査読付) 共著2001年6月J Physiol. 533(3),  pp.871-880. 運動中、心拍数と血圧はどちらも上昇し圧受容器のリセッティングが起こる。この研究では、運動時にmedical antishock trousersを対象者に装着させ、末梢からの求心性の入力を増大させたとき、圧受容器のリセッティングがどのように影響を受けるか検討した。
共著者:Gallagher, K. M., Fadel, P. J., Stromstad, M., Ide, K., Smith, S. A., Querry, R. G., Raven, P. B. and Secher, N. H. 

      

16. The intent to exercise influences the cerebral O(2)/carbohydrate uptake ratio in humans.

(査読付)共著2002年4月J Physiol. 540(2), pp.681-689.  激運動後、酸素摂取と比較し乳酸を含む炭水化物が過剰に脳に取り込まれる。この酸素摂取と比較して過剰に取り込まれた炭水化物は中枢性の疲労と関連するとの仮説を立て、筋遮断剤により筋力を低下させ中枢指令を増大させた場合に、酸素摂取に対する炭水化物の過剰摂取が増加するか検討した。                  共著者:Dalsgaard, M. K., Ide, K., Cai, Y., Quistorff, B. and Secher, N. H. (2002)

      

17. Cerebral oxygenation during exercise in patients with terminal lung disease.
(査読付) 共著2002年8月Chest. 122(2),
pp.445-450. 慢性肺閉塞性患者は、動脈酸素分圧が低く、それに影響を受け運動中の脳の酸素化も低値である。この研究では、運動中に高酸素を吸入させたときに、脳の酸素化と血流量に変化が認められるか検討した。
共著者:Jensen, G., Nielsen, H. B., Ide, K., Madsen, P. L., Svendsen, L. B., Svendsen, U. G. and Secher, N. H. 

      

18. Cerebral hemodynamics measured with simultaneous PET and near-infrared spectroscopy in humans.
(査読付) 共著2002年11月Brain Res. 954(2): pp.183-193. 高炭酸ガス吸入や過呼吸により動脈二酸化炭素分圧を変化させ血液容量を変化させ、陽電子断層撮影法と筋赤外線分光計により同時に血液容量を測定及び比較を行い、血液容量の推定法として筋赤外線分光計の有効性について検討した。
共著者:Rostrup, E., Law, I., Pott, F., Ide, K., Knudsen, GM. 

      

19. Middle cerebral artery blood velocity during intense static exercise is dominated by a Valsalva maneuver.
(査読付)共著2003年11月J Appl Physiol. 94(4), pp.1335-1344. 激運動時に見られる脳血流の上昇には、バルサルバ呼吸法のように胸腔内圧の上昇が関連しているのか検討した。
共著者:Pott, F., Van Lieshout, J. J., Ide, K., Madsen, P. and Secher, N. H. 

      

20. Partial blockade of skeletal muscle somatosensory afferents attenuates baroreflex resetting during exercise in humans.
(査読付)共著2003年9月J Physiol. 551(3),
pp.1013-1021. 運動中、心拍数と血圧はどちらも上昇し圧受容器のリセッティングが起こる。この研究では、腋下神経ブロックにより筋からの求心性の入力を低下させたとき、圧受容器のリセッティングがどのように影響を受けるか検討した。
共著者:Smith SA, Querry RG, Fadel PJ, Gallagher KM, Stromstad M, Ide, K., Raven PB, Secher, N.H. 

      

21. Relationship between middle cerebral artery blood velocity and end-tidal PCO2 in the hypocapnic-hypercapnic range in humans.
(査読付)共著2003年7月J. Appl. Physiol. 95(1),
pp.129-137. 脳の血管は動脈二酸化炭素分圧の変化に影響を受け、拡張、収縮し、血流を変化させる。この研究では、高炭酸血症と低炭酸血症を引き起こし、脳血流の変化との関係を描写した。
共著者:Ide, K., Eliasziw, M., Poulin, M.J. 

      

22. Effects of five nights of normobaric hypoxia on the ventilatory responses to acute hypoxia and hypercapnia.
(査読付)共著2003年11月Respir Physiol Neurobiol. 138(2-3): pp.193-204. 呼吸は動脈血中酸素分圧及び二酸化炭素分圧に高い感受性がある。リビングハイ、トレーニングローのような就寝時に低酸素に暴露した後の動脈血中酸素分圧及び二酸化炭素分圧に対する呼吸の反応性に関して調べた。結果として、5日間の就寝時低酸素暴露により呼吸の血液ガス分圧の変化に対する反応性が増大した。
共著者:Ainslie, PN, Kolb, JC, Ide, K., Poulin, MJ.

      

23. Resting fluctuations in arterial carbon dioxide induce significant low frequency variations in BOLD signal.
(査読付) 共著2004年4月Neuroimage. 21(4),
pp.1652-1664. 脳血流は動脈血中二酸化炭素分圧に高い感受性がある。機能的磁気共鳴撮影法による脳血流のばらつきには、高周波領域では血圧の変化が主な要因であるが、低周波領域では二酸化炭素分圧がその要因であることをこの研究では明らかにした。
共著者:Wise RG, Ide, K., Poulin MJ, Tracey I. 

24. Effects of five consecutive nocturnal hypoxic exposures on the cerebrovascular responses to acute hypoxia and hypercapnia in humans.
(査読付)共著2004年5月J Appl Physiol. 96(5), pp.1745-1754. 脳の血管は動脈血中酸素分圧及び二酸化炭素分圧に高い感受性がある。リビングハイ、トレーニングローのような就寝時に低酸素に暴露した後の動脈血中酸素分圧及び二酸化炭素分圧に対する脳血流の反応性に関して調べた。結果として、5日間の就寝時低酸素暴露により脳血管の血液ガス分圧の変化に対する反応性が増大した。
共著者:Kolb JC, Ainslie PN, Ide, K., Poulin MJ. 

      

25. Protocol to measure acute cerebrovascular and ventilatory responses to isocapnic hypoxia in humans.(査読付)共著2004年7月Respir Physiol Neurobiol. 141(2): , pp.191-9. 呼吸は動脈血中酸素分圧及び二酸化炭素分圧に高い感受性がある。この研究では、急性の低酸素暴露に対する呼吸の反応性を評価するプロトコールを検討した。
共著者:Kolb JC, Ainslie PN, Ide, K., Poulin MJ.

      

26. Differential responses to CO2 and sympathetic stimulation in the cerebral and femoral circulations in humans.
(査読付)共著2005年7月J Physiol. 566(2),
pp.613-624. 脳の血管は動脈血中酸素分圧及び二酸化炭素分圧に高い感受性がある。この研究では、二酸化炭素分圧の変化に対する脳の血流と抹梢動脈の血流の変化を比較して、脳の血管と末梢の血管の二酸化炭素分圧の変化に対する反応性の違いを明らかとした。
共著者:Ainslie PN, Ashmead JC, Ide, K., Morgan BJ, Poulin MJ. 

27. Effect of five nights of normobaric hypoxia on cardiovascular responses to  acute isocapnic hypoxia in humans: relationship to ventilatory chemosensitivity.
(査読付)共著2005年9月Ergonomics. 48(11-14), pp.1523-1534. 脳の血管は動脈血中酸素分圧及び二酸化炭素分圧に高い感受性がある。リビングハイ、トレーニングローのような就寝時に低酸素に暴露した後の動脈血中酸素分圧及び二酸化炭素分圧に対する脳血流の反応性、心拍数と血圧の反応性に関して調べた。結果として、5日間の就寝時低酸素暴露により心拍数と血圧及び脳血管の血液ガス分圧の変化に対する反応性が増大した。
共著者:Ainslie PN, Kolb JC, Ide, K., Poulin MJ. 

      

28. The interaction of central command and the exercise pressor reflex in mediating baroreflex resetting during exercise in humans.
(査読付)共著2006年1月Exp Physiol. 91(1), pp.79-87. 運動中、心拍数と血圧はどちらも上昇し圧受容器のリセッティングが起こる。この研究では、筋遮断剤投与に加えmedical anti-shock trousersを装着させ、運動中の圧受容器反射に対してセントラルコマンドと末梢からの求心性入力の交互作用がどのように影響を与えるか、検討した。
共著者:Gallagher KM, Fadel PJ, Smith SA, Stromstad M, Ide, K., Secher NH, Raven PB. 

      

29. Control of end-tidal PCO2 reduces middle cerebral artery blood velocity variability: implications for physiological neuroimaging.
(査読付)共著2006年2月Neuroimage. 29(4),
pp.1272-1277. 脳血流は動脈血中二酸化炭素分圧に高い感受性がある。経頭蓋ドップラー法による脳血流のばらつきは、二酸化炭素分圧を維持すると低下することが明らかとなった。
共著者:Harris AD, Ide, K., Poulin MJ, Frayne R. 

      

30. Effects of the nitric oxide synthase inhibitor L-NMMA on cerebrovascular and cardiovascular responses to hypoxia and hypercapnia in humans.
(査読付)共著2007年8月J Physiol. 584,
pp.321-332. 脳の血管は動脈血中酸素分圧及び二酸化炭素分圧に高い感受性がある。その反応性に一酸化窒素の生成が関与するのか否か、L-NMMAを用いて一酸化窒素の生成を抑制し検討した。結果として、動脈血液ガスの変化に対する血管の拡張には一酸化窒素の生成は関与しないことが明らかとなった。
共著
者:Ide, K., Worthley MI, Anderson TJ, Poulin MJ.

      

31. 地域在住高齢者における体力と精神的健康度との関連性共著2010年4月健康医科学研究助成論文集, 25,
pp.11-19.
 3年間の前向き研究により精神的健康が正常な高齢者においても身体的機能が低いと精神的健康度が低下し、低い身体機能が高齢者の抑うつの危険因子となることが明らかとなった。
共著者:井出幸二郎,畑山知子,長野真弓,畝博,熊谷秋三.

      

32. 地域高齢者における認知機能低下・うつ・閉じこもりの予測因子の検討-社会・経済・心理的要因および健康行動が認知機能低下・うつ・閉じこもりにもたらす影響を探る共著2010年4月明治安田こころの健康財団2010年度研究助成論文集45,

pp.205-212. 地域在住高齢者を対象に横断的に認知機能の低下、うつ、閉じこもりの要因として社会・経済・心理的因子と運動がどのような影響を与えるかを検討したところ、いずれもうつ・閉じこもりの評価指標に影響する有意な負の因子であった。
共著者:長野真弓,松尾恵理,森山善彦,野藤悠,井出幸二郎,熊谷秋三.

      

33. Effects of estrogen and progesterone on cerebrovascular responses to euoxic hypercapnia in women.共著2012Climacteric. 15(6), pp. 621-631.若年女性女性において高炭酸ガス負荷に対する脳血管反応性に違いがあるか、検討したところ、閉経前の若年女性では脳血管の炭酸ガスの変化に対する反応性は性周期によって影響を受けることが示唆された。共著者:Debert C, Ide, K, Poulin MJ.

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